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第84回配信:妊活中のお身体を健康にする食材について(マゴワヤサシイコ)
第83回配信:動画:不妊の本当の原因とは?
第82回配信:妊活を妨げる4つの食べ物とは?
第81回配信:心の不調は脳の慢性炎症の原因とは?
第80回配信:小麦グルテンの妊活中のお身体に与える影響について
第79回配信:妊活中の血糖値の急上昇を防ぐ食事の順番について
第78回配信:腸内細菌は活性酸素を除去する最高の微生物です!
第77回配信:妊活中のお身体にある4種類の脂質について
第76回配信:妊活中のPMS(月経前症候群)について
第75回配信:甲状腺疾患と妊娠との関係とは①
第74回配信:卵が育たない原因 卵巣内の血液循環
第73回配信:善玉菌の酪酸菌で妊活成功に繋がる健康な大腸を作ろう!
第72回配信:妊活に関わる腸内環境の重要性について
第71回配信:不妊への植物油(オメガ3,6,9)や飽和脂肪酸の影響について
第70回配信:糖は生命維持に不可欠、しかし摂り過ぎで妊娠を阻む狂暴な姿に変身!
第69回配信:妊活中の冷え性と鉄分不足と糖質依存の関係について
第68回配信:妊活中の女性は鉄分不足に注意しましょう!
第67回配信:ミネラルの宝庫であり体温を上げる”塩”について
第66回配信:妊活中の高プロラクチン血症に繋がる甲状腺機能低下症について
第65回配信:妊活中の睡眠の質を上げる最強の方法について
第64回配信:不眠症・睡眠障害を改善する3つの法則
第63回配信:妊活に大きく影響する糖化の影響について!
第62回配信:妊活中の空腹状態でのウォーキングの驚きの効果とは?
第61回配信:妊活成功のための3分仮眠法とは?(妊活中の睡眠不足を補います)
第60回配信:白砂糖はできるだけ控えましょう!(お身体のビタミンの浪費の原因に!)
第59回配信:女性のお身体は女性ホルモンに支配されています!
第58回配信:妊娠の成立について (原始卵胞~排卵~着床)
第57回配信:便秘症が不妊症に繋がる本当の理由について!
●豆類は畑のお肉といわれ、タンパク質とミネラルを豊富に含みます。
●また食物繊維も豊富で腸内の善玉菌のエサになり、腸内細菌のバランスが整います。
●食物繊維、ミネラル、ポリフェノールが豊富に含みます。
●ビタミンEなども含み、抗酸化作用があります。
●食物繊維やカルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含みます。
●水溶性食物繊維が多く、腸内環境が整います。
●和食のだしとしても利用できます。
●食物繊維、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、食物酵素を豊富に含みます。
●温野菜にしたり、生野菜のジュースをお勧めします。
●農薬に汚染されていないものを選びましょう。
●魚介類は良質なタンパク質、またDHA、EPAを多く含みます。DHAやEPAを摂るには刺身が最適です。
●DHAやEPAは脳内の神経細胞を活性化して情報伝達を促します。
●魚の油は血液をサラサラにして血液循環が改善します。
●カルシウムの吸収を高めるビタミンD、ミネラル、また食物繊維を豊富に含みます。
●炭水化物、糖質、食物繊維、タンパク質、ビタミンB,C,D、カリウムなどのミネラルを豊富に含みます。
●イモ類は肉料理、魚料理にとても合います。
●イモ類は和食の料理に最適な食材の一つです。
●具材たっぷりのお味噌汁、納豆、お漬物などをお勧めします。
●お身体の代謝が活発になったり、善玉菌が増えて腸内環境が改善します。
●生野菜と果物のご自身で作る食物酵素いっぱいのミックスジュースをお勧めします。
①小麦製品のグルテンはエクソルフィン(中毒性の物質)を生成し、これが脳の快楽報酬系を刺激して脳内にドーパミンが分泌されて小麦製品を食べることを止められなくなります。
②小麦製品のタンパク質のグルテンは腸の上皮細胞に隙間を作り、腸内の老廃物、悪玉菌、グルテンなどが血流に乗ってお身体のいろいろな部位に回り炎症の原因になり、また腸内環境も悪くなります。(リーキーガット症候群)
➂小麦製品のグルテンはお身体のタンパク質と構造が非常に似ているため、リーキーガット症候群が原因でお身体に入ったグルテン(異物)に対抗する抗体が誤ってご自身のいろいろな臓器を攻撃すると言われています。(自己免疫疾患)
①:乳製品のカゼインは小麦のグルテンと同様にエクソルフィン(中毒性の物質)を生成して脳の快楽報酬系を刺激して脳内にドーパミンが分泌されて乳製品を止められなくなります。
②:乳糖不耐症とは、牛乳などの乳製品に含まれている乳糖を消化するラクターゼ(消化酵素)を酪農の歴史があまりない日本人の8~9割は十分に分泌されないため、下痢やお腹の張りの原因になります。
➂:乳製品のカゼイン(タンパク質)は腸の上皮細胞に炎症を起こし、そこに隙間を作り腸内の老廃物、悪玉菌、ウィルスなどが血液に入り込む原因になり腸内環境が悪くなります。(リーキーガット症候群)
④:市販されている乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト、ケーキ、アイスクリーム、チョコレートなど)には女性ホルモンが多く含まれているため、女性ホルモンのバランスが崩れ女性特有の症状である不妊、子宮内膜症、卵巣などの辛い症状の原因になると言われ、また男性は前立腺の辛い症状に関係するとも言われています。
①:最近の一般的な食生活では必須脂肪酸である(体内で合成不可)オメガ3(αリノレン酸)とオメガ6(リノール酸)の摂取バランスが大きく崩れていて、オメガ3:オメガ6=1:1~4が理想ですが、現実はオメガ3が少な過ぎオメガ6が多過ぎるのです。(オメガ3の例:魚の油)、オメガ6の例:サラダ油など)
②:私たちの身体は37兆個の細胞で出来ています。それぞれの細胞は細胞膜を通して栄養や酸素と取り込んでエネルギーを生産し老廃物を排出しています。オメガ6を摂り過ぎると細胞膜の質が悪くなりそれらの本来の働きができなくなる原因になります。
➂:サラダ油などのリノール酸(オメガ6)などを多量に摂るとプロスタグランジンなどの炎症物質が生成してお身体の炎症の原因になります。(症状の例:不妊、かゆみ、アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー、うつ病、認知症など)
④:トランス脂肪酸は自然界にない構造で、完全に代謝することは難しく細胞膜の質の低下や体重増加に繋がります。
①:甘い食べ物はおいしく、ついつい食べ過ぎてしまったりします。また甘い食べ物を摂ると、脳内神経伝達物質のドーパミンが分泌されて幸せな気持ちになります。
そして血糖値は急上昇するので、すい臓からインスリンが分泌され血糖値は急降下します。血糖値が下がるので強烈な空腹感を感じてまた甘い食べ物が欲しくなるのです。また甘い食べ物はカンジタ菌のエサになりリーキーガット症候群の原因になり腸内環境は悪くなります。
同時に下がり過ぎた血糖値を再度上げるためにすい臓からグルカゴンが、副腎からコルチゾールが分泌され、その作用で気分がイライラしたり不安感を感じるようになるのです。(この状態を血糖値スパイクと言います)
②:現代の食生活ではあまりにも糖質過剰であり、すい臓は疲弊してインスリンの質が低下してインスリンの効力が低下して糖尿病の原因にもなるのです。
➂:同時に血液中の糖質が過剰になるとお身体のタンパク質と結合してAGE(終末糖化産物)を作り、体調不良、老化、いろいろな病気の原因にもなります。
●妊活中の貴女の腸内環境が悪いと上皮細胞に炎症が起こり、腸から分泌されるゾヌリンにより腸の上皮細胞の密着結合(タイトジャンクション)に隙間が作られます。
●するとリーキーガット症候群になり、腸内の有害物質、悪玉菌、タンパク質の未消化物などが血液中に入り込み、それが子宮や卵巣の炎症の原因になり妊娠に影響します。
●しかし、その炎症の原因になる有害物質は、脳へ入る血管には”血液脳関門”があり、脳に悪影響を及ぼす有害物質は脳へは入らないと最近まで常識として考えられていました。
●しかしつい最近、腸が分泌するゾヌリンが血流に乗り血液脳関門の細胞間の未着結合を緩めると考えられています。
●すると腸の上皮細胞のリーキーガット症候群と同様に、脳の血液脳関門の細胞同士の間に隙間ができ、かなり分子量の大きい物質が血液脳関門の隙間から脳内に入り込んでしまうと考えられるようになってきました。
●脳に悪影響を及ぼす有害物質が血液脳関門を通って脳内に入りこむことで、ココロの状態に大きく影響を及ぼすことになるのです。
●リーキーブレインが原因となり脳内に有害物質が入り込むとお身体の免疫作用が働き、それらの有害物質を排除しようとします。
●するとそこに炎症が起こり、うつ病、認知症、アルツハイマー病、パーキンソン病、また自閉症などの原因になるを考えられています。
●パンやうどんを作る時は小麦粉に水を入れながら練りますが、だんだん粘り気が出てきます。これが小麦粉のタンパク質のグルテンです。
●小麦と水を練ることで、小麦に含まれているタンパク質のグリアジンとグルテニンが絡みながらグルテンが生成されます。
●このグルテンの作用によりパンのふわふわ感やうどんの腰が出ておいしさをかんじるのです。
●ヨーロッパや中東ではパンは古代から日常的に食べられていました。
●しかし現代の小麦と古代の小麦はいろいろな品種改良の結果全く異なる性質をもつようになったのです。
●その結果現代の小麦は肥料に反応しやすく生育期間が短く、また非常に多くのグルテンを含むようになったのです。
●妊活中の貴女が現代の小麦で作られたパンやパスタや麺類などの小麦製品を日常的に食べていると、腸の上皮細胞に隙間ができ、その隙間から腸内の悪玉菌や未消化物や病原菌やグルテンなどが血管に入ります。
●するとそれらは貴女にとって異物なので、免疫細胞はそれらに対する抗体を作り攻撃します。それが小麦アレルギーの原因にもなるのです。
●またそれらの異物は血流に乗りいろいろな臓器、例えば子宮や卵巣にも蓄積して免疫に攻撃され炎症になり妊娠にも影響します。
●妊活中の貴女のお身体のタンパク質は20種類のいろいろなアミノ酸の組み合わせでできています。
●実は、お身体に入り込んだグルテンのタンパク質とお身体のいくつかの臓器のタンパク質のアミノ酸の配列が非常に似ているのです。
●すると免疫が作った抗体がグルテンだけでなく、誤って貴女のお身体のいくつかの臓器を敵とみなして攻撃することがあると言われています。
①お食事から摂った炭水化物は小腸でブドウ糖に変化します。
②小腸で吸収されたブドウ糖は血液中に入ります。
③血液中のブドウ糖はお身体の筋肉や肝臓にグリコーゲンとして蓄積されます。
④筋肉内のグリコーゲンはエネルギー源として使われます。
⑤余ったブドウ糖はインスリンの働きで脂肪になります。
⑥脂肪は脂肪細胞になり蓄積されます。
●お野菜には食物繊維やビタミンが豊富に含まれています。また海藻類にはミネラルが豊富に含まれています。
●妊活中の貴女がこれらの食物をできるだけゆっくりと食べると満腹中枢が刺激されて、その後に食べる量が制限されます。
●タンパク質は妊活中の貴女の身体を作る材料である栄養源です。タンパク質の摂取不足になるとお身体の新陳代謝がうまくいかず、妊活に悪影響を及ぼします。
●魚介類、赤身の肉類、卵、豆類などをゆっくり食べることをお勧めします。
●炭水化物の主成分は糖質でり、妊活中の貴女の身体を動かしたり、考えたり、消化したりするエネルギー源になります。
①妊活中の貴女が最初にお野菜、キノコ類、海藻類などの食物繊維を食べるとその後に食べる糖質や脂質を吸収するスピードが緩やかになります。
②炭水化物のごはんやパンを食べる時には、すでに空腹感が少なくなっているのでごはんやパンなどを多く食べられなくなります。
●妊活中の貴女がこのような食べる順番を変えるだけなので、
①無理なく継続できます!
②お野菜、キノコ類、海藻類を食べる量が自然に増え、空腹を我慢することがなくなります。
③血糖値が上昇して次に下降する血糖値スパイクを防ぐことができるので、血糖値を上げる作用のある副腎からのコルチゾール分泌が抑制されます。するとコルチゾールと原料が同じ女性ホルモンの分泌は抑制されず正常に働きます。
●妊活中の貴女にとっていろいろな原因でお身体に発生した活性酸素は妊娠を阻む要因になります。
●細菌は地球に生まれた最初の生物の一つであり、強力な紫外線を浴びながら現代まで生き残った経緯があります。その長い経緯の中で抗酸化作用を獲得したのです。
●腸内細菌も人の身体に入り込んだ細菌の一種です。そのため腸内細菌には強力な抗酸化作用があり、腸内の活性酸素を除去する強力な作用があるのです。
●善玉菌としてよく知られているのはビフィズス菌などの乳酸菌です。
●妊活中の貴女が糖類を摂ると腸内の乳酸菌により乳酸を生成します。腸内に入り込んだ病原菌は乳酸により酸性になった腸内環境では生きられず死滅してしまいます。
●人間の長い歴史の中で悪玉菌が免疫に排除されず腸内に生き残っていることは、悪玉菌にも人間にとって大切な役割があるということです。
●実は悪玉菌の大腸菌は、妊活中の貴女がお野菜を食べた時の食物繊維(セルロース)を分解する働きを持っているのです。
●人間には食物繊維(セルロース)を分解する能力がないので大腸菌の働きに助けられているのです。また大腸菌には食物繊維を分解する過程で人間にとって有益なビタミンも合成しているのです。
●妊活中の貴女は日常生活の中でいろいろなストレスを感じることがあると思います。
●ストレスを感じると副腎からストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。コルチゾールが分泌されると免疫細胞が弱り病気になり易くなります。
●しかし常に食物繊維を摂っていることで、善玉菌が増加して免疫力が低下することを防いでいるのです。
●妊活中の貴女の中性脂肪は脂肪酸の貯蔵庫であり、生命を維持したり、生命活動に用いられる貯蔵用のエネルギー源になります。
●皮下脂肪は中性脂肪でできており、進化の過程で私たち人類を寒さから守ったり、また外界からのいろいろな衝撃からお身体を守る役割があります。
●中性脂肪は食べ物から摂られるだけでなく、肝臓に蓄えられているブドウ糖と遊離脂肪酸を原料として肝臓でも作られます。
●中性脂肪が分解されて遊離した脂肪酸が遊離脂肪酸です。
●必要な時にすぐに使うことができるエネルギー源。
●妊活中の貴女の細胞を構成する成分であり、中性脂肪のようにエネルギー源にはなりません。
●体内で作られるステロイドホルモンの原料で、副腎が分泌するコルチゾールや卵巣が分泌する女性ホルモン、また男性ホルモンの原料です。
●また血液中の過剰なコレステロールは肝臓で酸化され胆汁酸がつくられ、胆のうから消化器に分泌され、食物の脂肪の消化吸収を助けています。
●お身体にあるコレステロールは約100~150gであり、また多くのコレステロールを食べ物から摂った場合は肝臓でのコレステロールの量は調整されます。
●細胞膜の主成分です。
●水にも油にもなじむ性質があるので、中性脂肪やコレステロールが血液に溶ける作用を助けています。
●妊活中の貴女の月経の約1週間前(排卵の1週間後)から症状が表れ、徐々に症状は強くなります。
●そして一般的には月経が始まるといろいろな辛い症状は消えていきます。
●精神的な症状:
・イライラ ・不安 ・眠気 ・集中力の低下など
●身体的な症状:
・倦怠感 ・食欲不振 ・過食 ・めまい ・腹痛 ・頭痛 ・むくみなど
●妊活中の貴女のPMS(月経前症候群)の原因は卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)です。
●月経が終わって約1週間で排卵が始まります。排卵が終わると卵胞は黄体に変化します。
●この黄体から黄体ホルモンのプロゲステロンが分泌され、このプロゲステロンの増加がPMSの原因の一つと言われています。
●また逆に排卵後は卵胞ホルモンのエストロゲンが減少します。
●このエストロゲンの減少が脳内ホルモンや脳内神経伝達物質セロトニンの異常分泌の原因になると言われています。
●PMSになるとすい臓からのインスリンの分泌に影響し、血糖値スパイクから低血糖になりやすく、甘い物を食べたくなります。
●また妊活中の貴女が甘い食べ物を摂り過ぎると血糖値の急上昇や急降下を招き、低血糖になります。
●すると副腎から血糖値を上昇させる働きのコルチゾールが分泌されイライラした気分などのPMSの症状が出てくるのです。月経前は特に甘い食べ物の摂り過ぎに注意しましょう。
●またストレスをできるだけ減らし、ストレスホルモンのコルチゾールの分泌を減らしましょう!
●最近の女性でなかなか妊娠できない場合、甲状腺疾患が関係している場合が多くなっています。
●甲状腺と妊娠とはあまり関係ないように思われますが、実は甲状腺と卵巣と副腎には密接な関係があるのです。それらの関係をご説明します。
●現代の女性は社会進出して仕事も多くなり日々いろいろなストレスを感じています。
●また家庭においては育児、子育て、家事などやるべきことが満載して非常に疲れやすい環境であると考えられます。
●するとそれらのストレスに負けないようにストレス対抗ホルモンのコルチゾールが副腎から分泌されます。
●副腎が分泌するコルチゾールと卵巣ホルモンの原料は肝臓が産生するコレステロールなので、コレステロールが副腎だ多く消費され、卵巣ホルモンの原料が減少し、それが生理が止まったり、排卵障害に繋がるのです。
●現代の女性が仕事や家庭で色ろなストレスを感じると、副腎がストレスホルモンを分泌するために活発にはたらきます。
●すると副腎は徐々に疲弊し、ストレスホルモンの質や量が低下します。
●脳は常に血液中のホルモンの量や質をチェックしているので、副腎ホルモンの低下を感じた脳は、脳下垂体にストレスに対抗するために今度は甲状腺に甲状腺ホルモンを多く分泌するように命令します。
●脳下垂体は甲状腺に対して甲状腺ホルモンの分泌を命令すると、同時に脳下垂体はプロラクチンを分泌します。
●プロラクチンは排卵を抑制する働きがあるので、それが排卵障害や生理不順の原因になるのです。
●脳下垂体の命令により甲状腺は甲状腺ホルモンを活発に分泌します。この状態がバセドウ病に繋がるです。
●しかし甲状腺は何度も脳下垂体から甲状腺ホルモンの分泌を命令されると疲弊して甲状腺ホルモンの質や量が低下して甲状腺機能低下症(橋本病)に繋がるのです。
●妊活中の貴女の腸に住んでいる善玉菌として乳酸菌やビフィズス菌が良く知られています。
●酪酸菌はあまり知られていませんが貴女のお身体に非常に良い影響を及ぼしていて、また酪酸菌は欧米人と比較して日本人の腸には多く住み着いている善玉菌の一種です。
●酪酸菌が水溶性食物繊維を発酵させることで短鎖脂肪酸の酪酸が産生します。他の短鎖脂肪酸としては酢酸やプロピオン酸があります。
●酪酸は有害物質を作る悪玉菌の増殖を抑えたり、腸の蠕動運動のエネルギー源になったり、大腸が健康であるために不可欠な短鎖脂肪酸です。
①腸内の免疫力を強くします!
②過敏性腸症候群を改善します!
➂糖尿病の予防効果があります!
➃大腸ガンの予防効果があります!
➄抗うつ効果があります!
●酪酸菌を含む食べ物は実は日本では昔から食べられている漬物のぬか漬けだけなんです。
●日本では昔から胃酸や熱に強く、また生きたまま腸に届く善玉菌の酪酸菌をぬか漬けとして日常的に摂っていたんです。
●ご自身の腸にすでに住み着いている酪酸菌の大好物を貴女が日常的に食べることです。
●酪酸菌の大好物は水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維を積極的に食事として摂ることで腸内の酪酸菌は増えて腸内環境は整っていきます。
●妊活中の貴女のお身体は約60兆個の細胞で出来ていて、また大腸を中心に腸内細菌が約1,000兆個生息しています。
●また腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、また日和見菌などがいて、腸内はまるでお花畑のように見えるので腸内フローラとも言われています。
●また貴女の毎日の食生活やストレスにより、善玉菌が優位になったり、逆に悪玉菌が優位になったりします。
●日和見菌は腸内細菌の中では一番多く、善玉菌が優位になると善玉菌の働きをして、また悪玉菌が優位になると悪玉菌の働きをします。
●免疫細胞の約7割は妊活中の貴女の腸の付近にいます。貴女の腸の善玉菌は腸の付近の免疫細胞と連絡をしながら免疫細胞の働きを強化して感染症などに罹りにくくしています。
●免疫細胞は貴女の妊娠を阻む原因になる血液中の老廃物や毒素を除去します。
●腸内のいろいろな未消化物の消化を助けます。食物繊維は人の消化酵素で消化できず善玉菌のエサになります。
●ビタミンB群やビタミンKを産生しています。
●ビフィズス菌などの善玉菌は、ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンK、葉酸などを作る働きがあります。
●食事で摂るしか方法はないと思われていたビタミンはビフィズス菌が所要量の約2割を産生できます。
●善玉菌は乳酸や酢酸を作ることで貴女の腸内を酸性に保ち、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にしたり、食中毒や病原菌による感染を防いでいます。
●妊活中の貴女の腸内の悪玉菌はお肉などのタンパク質の未消化物を食べていろいろな毒素を発生します。それらが大腸ガンなどの原因になると言われています。
●悪玉菌はお肉類などのタンパク質や脂質中心の食事、砂糖を多く使用した食事また不規則な生活やストレス、便秘などが原因になり腸内で増殖します。
●妊活中の貴女の腸内に住んでいる善玉菌を増やすには、善玉菌の大好物を貴女が食べることです。
●善玉菌の大好物は食物繊維とオリゴ糖です。食物繊維の多い食物は、野菜類、果物類、豆類、未精製の穀類、海藻類、キノコ類など。
●根菜類は細菌の多い土の中で育つので、強力な抗菌作用やオリゴ糖を含むものが多くあります。
●根菜類の甘味のオリゴ糖は腸内細菌にとっては砂糖と正反対の作用をします。
●妊活中の貴女は食事でいろいろな食べ物を食べてその中の糖質をブドウ糖に分解して、そのブドウ糖をエネルギー源として生命を維持しています。
●しかし現代の食生活はあまりにも糖質過剰であり、常に血液中には過剰な糖が溢れている状態です。
●その過剰の糖質を処理するためにすい臓からインスリンが分泌されますが、あまりにも高血糖のためすい臓が働きすぎで弱ったりインスリンの効き目が悪くなったりしてAGE(終末糖化産物)の原因に繋がります。
●その結果、血液中の過剰の糖質が子宮や卵巣のタンパク質だけでなくお身体中のタンパク質と結合して猛毒のAGE(終末糖化産物)を作るためAGEは不妊、老化、病気、体調不良に繋がります。つまり糖質過剰は不妊の原因にもなるのです。
●妊活中の貴女は生命を維持するために呼吸をして酸素を摂り入れてエネルギー源としています。呼吸から吸収する酸素の2~3パーセントは活性酸素になります。
●その活性酸素は貴女の身体の脂質である中性脂肪やコレステロールなどを強力な力で酸化し過酸化脂質が産生されます。
●過酸化脂質はお身体の子宮や卵巣などいろいろな細胞を次々に酸化しながら傷付けていき、いろいろな病気、不妊、また老化の大きな原因にもなります。
●貴女のお身体の酸化の原因になる活性酸素は生命維持に必要不可欠な酸素からでき、糖化も生命維持に必要不可欠な糖が原因になる点では共通していて、糖化と酸化はお互いに影響しながら常に同時進行しある程度はさけられません。
●そのため妊活に成功するためには、貴女の生活環境の中で活性酸素による酸化ができるだけ起こらないこと、またできるだけ甘い食品は摂らないことに注意しましょう。
●日本人の月経のある女性の5人に一人は貧血だと言われています。毎日のお食事に鉄分の多い食べ物を積極的に摂取して貧血を予防しましょう・
●妊活中の貴女のお身体の鉄分は60~70%は血液中の赤血球のヘモグロビン中にあります。その他には肝臓や脾臓や骨髄中に保存されています。
●貧血の診断基準である『ヘモグロビン値」が正常でもお身体に保存されている貯蔵鉄のフェリチンが不足している「隠れ貧血」である女性が多いともいわれています。
●妊活中の貴女のお身体の鉄分が不足すると、最初に肝臓や脾臓の鉄分が減少します。
●お身体の鉄分がさらに減少すると、赤血球が縮小しその中のヘモグロビンも少なくなります。
●さらに鉄分が不足すると、赤血球の数が減少し貧血になるのです。
●妊娠するためのエネルギーの元であるATPを産生するのに必要な酵素には鉄が含まれているのでATPの産生に影響します。
●血液中のヘモグロビンの合成が減少するためお身体がだるく感じます。
●脳内の神経伝達物質の合成にも影響するのでメンタル面でいろいろな不快な症状を感じます。
●厚生労働省が推奨する月経のある女性の1日の鉄分の摂取量は10.5~11.0㎎(吸収量は約1㎎)です。
●現代では、ファストフードやお菓子などを食べる女性が多くなり、多くの女性は鉄分が不足しています。
●動物性のヘム鉄は人体への吸収率は10~30%と高い吸収率を示します。
●ヘム鉄は「ヘム」というタンパク質に包まれた状態の鉄を示します。
●ヘム鉄はレバー、赤身の肉、マグロやカツオなどの赤身の魚に多く含まれています。
●非ヘム鉄は胃で吸収されず小腸で吸収され人体への吸収率は5%以下です。
●非ヘム鉄は小松菜、納豆、ほうれん草、ひじきなどに多く含まれています。
●妊活中の貴女の腸内でカンジタ菌が増加するとお腹がパンパンに張る症状が出ます。また増加したカンジタ菌は猛毒のアセトアルデヒドを産生するのです。
●妊活中の貴女が妊娠するためには卵巣だけでなく、副腎、甲状腺、肝臓に重要なカギがあると思います。妊娠を希望する貴女が何らかのストレスを感じると、副腎からコルチゾール、アドレナリン、ノンアドレナリンなどのストレス対抗ホルモンが分泌されます。
●ストレスが長く続くと副腎は疲れ、胸腺と同じような免疫細胞を教育する機能が不十分になります。
●すると甲状腺の自己抗体が甲状腺を攻撃して(自己免疫疾患)甲状腺ホルモンの分泌異常を発症するのです。
●女性の遺伝子の関係でバセドー病や橋本病のいずれかになり、妊娠を希望する女性の10パーセントは甲状腺異常と言われ、妊娠に大きく関わっています。
●ファミリー自然医学整体院では甲状腺異常と副腎の関係を考慮して、副腎に対してソフトで安全なアプローチをして妊娠しやすいお身体を作っています。
●妊活中の貴女の甲状腺の機能は副腎の機能に大きく関係していて、脳下垂体と甲状腺のフィードバック機能により、甲状腺ホルモンの分泌が低下すると脳の視床下部からの甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの影響で脳下垂体から甲状腺刺激ホルモンと同時にプロラクチン(乳汁ホルモン)が分泌され高プロラクチン血症になります。
●そのために排卵障害や無月経また不妊の大きな原因の一つになります。現代の妊娠を希望する女性にとって、いろいろな避けられないストレスが多く、それにより妊娠に関わる甲状腺の異常の原因となる副腎を当整体院の不妊症の改善整体ではソフトで安全なスーパー緩温法で改善しています。
☆高プロラクチン血症とは何でしょうか?
●プロラクチンは妊活中の貴女の脳下垂体から分泌されるホルモンで、主な働きは乳汁を産生することです。
●多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性の10から30パーセントは高プロラクチン血症の症状があると言われています。
●女性は出産後に乳汁が出ますが、いろいろな原因で高プロラクチン血症の症状があると、出産後でないにも関わらず乳汁が出てしまう状態になります。
●妊活中の貴女の排卵直前に起きるLHサージ(LH:黄体化ホルモン)が妨げられるので排卵障害になりやすくなります。
●妊活中の貴女の卵胞の成長も妨げられるので、排卵後の卵胞が変化した黄体が分泌する黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が不十分であるため、高温期が短くなってしまいます。
☆高プロラクチン血症の症状とは?
●乳汁の分泌 ●排卵障害 ●月経不順 ●無月経 ●黄体機能不全
●卵子の成長の悪化 ●受精しにくくなる ●流産になりやすい
●不妊の原因
☆高プロラクチン血症の原因とは?
●妊活中の貴女の脳下垂体からは、プロラクチンの他に甲状腺刺激ホルモン(TSH)も分泌され、両者は同じ調節機構なので、橋本病などの甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモンの分泌が低下)になると甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌量が上昇し、同時にプロラクチンの分泌量も増加するのです。これを脳下垂体と甲状腺のフィードバック機構と言います。
①橋本病などの甲状腺機能低下症を発症
②甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TRS)の分泌が上昇
③甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が上昇
④プロラクチンの分泌が上昇
●妊活中の貴女がストレスなどのいろいろな原因で橋本病などを発症し甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、脳下垂体からのプロラクチンの分泌が増加して排卵を抑制したり、月経不順や不妊の大きな原因になるのです。
●最近、糖化と不妊と大きく関係していることがよく言われています。
●妊活中の貴女が家事やお仕事で頭を使ったりお身体を動かしたりするエネルギーの原料は、貴女がお食事などから摂取した炭水化物や甘い食べ物などの糖分です。
●それらはブドウ糖に変化して肝臓やお身体全体の細胞に蓄積され、そこの細胞の中のミトコンドリアで酸素と反応して大きなエネルギーが産生されます。
●最近は以前と比較すれが、お食事や間食などでラーメン、カレー、ピザ、パスタ、アイスクリーム、ケーキなど炭水化物や甘いお菓子やジュースなどを摂る機会は確実に多くなっています。
●貴女のお身体はほとんどタンパク質で出来ているので、上記した食物の食べ過ぎにより、余った血液中のブドウ糖と貴女のお身体のタンパク質が反応してAGE(終末糖化産物)が生成されます。
●このように血液中の余分な糖とお身体のタンパク質が結合することを”糖化”と言います。
●妊活中の貴女の卵子や卵胞や卵巣の血管の内皮細胞が糖化により障害を発症することがあるのです。
●すると卵子、卵胞、卵巣の血管を通して送られる栄養や酸素が届かず、卵子や卵胞が十分に成長しなくなります。
●すると卵巣から分泌される女性ホルモンや子宮内膜の形成にも多大に影響するのです。
●妊活中の貴女が食事をすると、血液中にはいろいろな栄養分が多く含まれた状態になります。
●すると免疫細胞の白血球はそれらの栄養分を食べて満腹状態になります。
●すると外から貴女のお身体に入り込んだ異物や細菌やウィルスなどをすでに満腹なので食べる元気がなくなります。
●そのため免疫細胞の役割を果たせず妊活中の貴女の免疫力は低下するのです。
●空腹状態でウォーキングをすると白血球も空腹なのでそれらの異物や細菌やウィルスを捕食するので貴女の免疫力が飛躍的に上がるのです。
●妊活中の貴女が空腹でウォーキングをすると、お身体のグリコーゲン(ブドウ糖)や脂肪がエネルギーになり消費されます。
●また貴女が食事でお身体に入り込んだ食品添加物やいろいろな化学物質はなかなか代謝されず、長い期間お身体の脂肪組織に蓄積されています。
●空腹状態でのウォーキングにより、脂肪の代謝とともにそれらの化学物質や毒素がお身体の外に排出されるのです。(デトックス)
●妊活中の貴女の筋肉の7割は下半身にあります。空腹でウォーキングを継続することで貴女の筋力が強化され、基礎代謝が上がります。
●すると貴女の体温も上昇して貴女の妊活に大切な子宮や卵巣などお身体全体の働きが活発になり妊娠に繋がるのです。
●脳内神経伝達物質のセロトニンは食欲を抑える働きがあります。またセロトニンの前駆体のトリプトファンは9割は腸で作られます。
●妊活中の貴女が空腹でウォーキングをすると、太陽光の影響や、ウォーキングにより腸が温まることで貴女の脳内には多くのセロトニンが分泌されます。
●するとその影響で貴女は空腹感を感じずウォーキングを継続でき妊娠しやすい健康なお身体になります。
●妊活中の貴女が空腹でウォーキングをすると、貴女のお身体の胃や腸は消化吸収する必要がなくお休み状態になります。
●すると貴女のお身体の血液は妊娠に大きく関わる子宮や卵巣にも十分に流れ、それぞれの働きが活発になり、それが妊娠に繋がるのです。
☆3分の仮眠で妊活中の睡眠不足を補うことができます!
●妊活中の貴女は多くの仕事をこなしたり、家庭では家事に時間をとられ、ついつい睡眠不足になってしまいます。
●するとその翌日は、お身体が重かったり、お仕事や家事が能率的にできなかったりします。また気分的にも何かいらいらしたり怒りっぽくなります。
★たった3分の仮眠で気分がスッキリ!
●妊活中の貴女の日常生活において、目から入ってくる情報は膨大な量なんです。椅子に座り、目を軽く閉じて約3分間何も考えずじっとしてみてください。
●目を閉じることは疲れてしまった大切な脳を休ませる最も簡単で効率的な方法なんです。
●たった3分の仮眠で今までモヤモヤしていた気分が一掃して、集中力が高まりお仕事や家事の能率が格段にアップします。
☆当院がお勧めする3分仮眠法で質の高い時間を増やそう!
●妊活中の貴女が日常生活で3分の仮眠を何回でも積極的にとる習慣を身につけることで、集中力が格段に上がり、質の高い時間が増え、妊娠しやすいお身体になって頂きたいと願っています。
●妊活中の貴女は初経から閉経に至るまでに数十年にわたり女性ホルモンを分泌して、その女性ホルモンの作用により排卵、生理、妊娠などが起こります。
●女性は一生の間に女性ホルモンをティースプーン一杯位しか分泌しないと言われています。それほど微量の女性ホルモンでいろいろな作用が起きるのです。
●女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の二種類があります。卵胞ホルモンは子宮や乳房の働きだけでなく、女性の感情や皮膚のツヤや骨の状態にも関係しています。
●また卵胞ホルモンは血管を強くしたり、肥満を予防する作用もあります。
●それに対して、黄体ホルモンは妊活中の貴女の子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態にする働きがあります。また妊活中の貴女が精神的に不安定になるのもこのホルモンの作用です。
●体内の水分量を調節したり食欲を促す作用もあります。
●妊活中の貴女の脳にある視床下部は、常に貴女の血液中の卵胞から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度をチェックしています。
●生理後に、貴女の血液中の卵胞ホルモン(エストロゲン)の濃度が低下すると、視床下部から脳下垂体に対してGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)を分泌するよう指令をします。
●するとその指令に従い、貴女の脳下垂体は卵巣に対してFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌を指令します。
●それにつれ妊活中の貴女の卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)が増加すると、視床下部は貴女の血液中のエストロゲンの濃度が濃くなったことをチェックして、今度は反対の作用を促すために、貴女の脳下垂体に対してGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌を抑制します。
●すると脳下垂体からの卵巣に対する卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌が抑制されます。それにより貴女の卵巣内の卵胞からのエストロゲンの分泌が抑制されるのです。
☆このように妊活中の貴女の卵巣から分泌されるエストロゲンの血液中の濃度は視床下部で常に監視され、貴女のエストロゲンが一定濃度に達すると、逆にその分泌を抑制する作用が働くことをネガティブフィードバックといいます。
●妊活中の貴女の卵巣から大量の卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されると、脳にある視床下部が血液中のエストロゲンの増加を感知します。
●すると、貴女の視床下部は脳下垂体に対してGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)を分泌します。
●そして貴女の脳下垂体がその指令に従い卵巣に対してLH(黄体化ホルモン)を分泌します。
●すると貴女の卵巣の卵胞から排卵が起こり、卵を放出した後の卵胞が変化して黄体化して、それが黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。
●妊活中の貴女の黄体から分泌された黄体ホルモン(プロゲステロン)により子宮内膜は受精卵が着床しやすい状態になります。
☆このように妊活中の貴女の卵巣から分泌されるエストロゲンの血液中の濃度は視床下部で常に監視され、エストロゲンの濃度が一定値に達すると、LH(黄体化ホルモン)が増加して、それにつれて黄体ホルモン(プロゲステロン)が増加するような機能をポジティブフィードバックと言います。
☆月経が始まる頃について
●月経が始まる頃の卵胞は直径は約4~5ミリで、その時のエストロゲンの濃度は低い状態です。卵巣内の卵胞は脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)の働きで少しづつ大きくなります。
●月経が始まる直前の頃は排卵後の卵胞が変化した黄体からの黄体ホルモンの分泌が減少します。
●エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンはFSHの分泌を抑える働きがありますが、逆にそれらの女性ホルモンが減少するとFSHの分泌は活発になります。
●このように反対の作用を行うことをネガティブフィードバックと言われています。月経が始まると、ネガティブフィードバック作用によりFSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌が活発になり、卵胞が徐々に成長していきます。
☆月経8日経過した時は卵胞は直径約8ミリ
●月経の5日ほど経過した時から卵胞が分泌する卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増加し、8日経過した頃には卵胞の直径は約8ミリになります。この頃はエストロゲンの分泌はかなり多くなります。
●このようにエストロゲンの分泌が多くなり血液中の濃度が高くなると、ネガティブフィードバック機能によりFSHの濃度は低くなります。
☆月経10日経過した時は卵胞は直径約12ミリ
●月経が10日経過した時は卵胞の直径は約12ミリになり、1日に直径約2ミリ大きくなります。
☆月経10日を過ぎた頃エストロゲンの分泌が非常に多くなります
●月経13日経過した時はエストロゲンの分泌がピークになります。多量に分泌されたエストロゲンにより脳下垂体から黄体化ホルモン(LH)が分泌されます。
☆黄体化ホルモン(LH)により排卵と卵胞の黄体化が始まる
●LHの分泌により卵胞の排卵が起こり、また排卵時の卵胞の直径は約22ミリです。放出された卵子は卵管の先に在る卵管采に吸着され、そこから卵管の膨大部に移動したそこで精子と受精すします。
☆黄体化ホルモン(LH)が子宮内膜を厚く着床しやすい状態にします
●受精卵は卵管内を移動しながら細胞分裂を繰り返し、女性から約1週間後に子宮内膜に着床します。
●当整体院へ妊娠しやすいお体作りで来院される女性は便秘症でも悩んでいる場合が多いと思います。
●不妊は便秘症と大きく関わっていて、妊娠しやすいお体を作るには、お腹の腸内細菌のバランスを整え便秘症を改善することが非常に重要なんです。
●お腹の腸内には腸内細菌が数として約1000兆個、重さで約2キログラムあり、善玉菌、悪玉菌が住んでいて、人間にとって大切なビタミンや多くの酵素などを産生していて人間と共存共栄しているんです。
●ところが、妊娠を希望する女性の食事の内容によって腸内の悪玉菌が増え、その悪玉菌が多量の毒素を発生するのです。
●その毒素は腸壁から血管へ入り、肝臓へ流れ解毒されます。肝臓はいろいろな仕事があり、解毒作用に肝臓の働きが集中して、女性ホルモンの原料のコレステロールを産生する能力が低下します。
●また、肝臓での解毒能力も限界があるので、肝臓で解毒できなかったそれらの毒素は血流に乗り子宮や卵巣に着きます。するとそれらの毒素は異物なので、それらを除去する役割の白血球が近づき、活性酸素を放出します。その時に卵巣や子宮内膜が傷つくのです。
●ファミリー自然医学整体院の妊活整体では、スーパー緩温法を用いてお腹のマッサージを行うことで、妊娠しやすい体作りに大切な肝臓やお腹の腸に対してソフトで安全な施術を行っています。
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