すごく役立つ産後ダイエットの特別情報①

●すると膵臓が分泌したインスリンが、産後ダイエット中の貴女のお身体のいろいろな部位の各細胞膜に対する働きが弱くなり、各細胞にとって必要とする血液中のブドウ糖が入らなくなるのです。するとお身体のいろいろな部位の各細胞に必要なエネルギーが供給されない状態になります。

●産後の貴女のお身体のいろいろな臓器などに必要な栄養やブドウ糖が入らなくなると、各臓器の働きに支障が出てくるのです。

• ところで、今お話した自然界の食物酵素の他に、私たちの身体は体内酵素として代謝酵素と消化酵素という２種類の酵素を生産しています。

• 代謝酵素とは、私たちが呼吸をしたり運動したり脳でいろいろ考えたり腸で消化吸収したり自律神経を働かせたり、私たちの生命活動のすべてに関わっているのです。

• 消化酵素とは、私たちが炭水化物やタンパク質、脂肪などを食べた時に、それらの食物を消化するために唾液や胃や膵臓などから分泌されます。

• 最近の産後ダイエットを望んでいるお母様の調理方法は、食材に熱を加えることが多いと思います。いろいろなおいしい料理ができるでしょうが、食材の食物酵素は熱に弱く、約４５度でその働きがなくなってしまいます。

• すると貴女がそのお料理を食べると、消化するためにより多くの消化酵素が必要になるのです。消化酵素も代謝酵素も貴女のお身体が作る体内酵素なので、消化酵素を多く作る必要があるためその反動として代謝酵素があまり作ることができなくなるのです。

• 貴女が産後ダイエットに成功するために最も重要なことは、お身体の代謝機能を最大限に働かせることなんです。それはいったいどういう事？と思われるかもしれません。

• 貴女が産後ダイエットに成功するためには、食事で食べた食物が消化吸収され、栄養になり、またそれらの栄養素が代謝酵素を利用して代謝され、お身体のいろいろな働きが活発になることが必要なんです。

• 先ほどお話したように、食材に４５度以上の熱を加えると、食物酵素の働きはなくなります。

• 産後ダイエットに成功したい貴女が、食物酵素を多く含んだ食物を積極的に摂ると、それらの食物を消化するための消化酵素の必要量が減るので、その影響で貴女のお身体の代謝酵素がより多く分泌されるのです。

• するとお身体のすべての機能が代謝酵素の働きで活発になり、お身体の調子も快適になり、また食事で食べた炭水化物や脂肪がお身体の脂肪細胞にならないのでリバウンドのない産後ダイエットに成功するのです。

• ではなぜ産後のお母様がリーキーガット症候群（腸もれ）になるのでしょうか？その原因とはなんでしょうか？その原因について少し詳しく考えてみましょう。

• その前に大切なこととして、産後のお母様の身体は、自律神経や免疫や内分泌（ホルモン）などがお互いに連絡しあって、いろいろ育児で困難なことがあったり、夜中の授乳で睡眠不足になったり、また精神的なストレスがあっても、赤ちゃんを順調に育てるためにも何とか産後のお身体が正常に働くようにうまく調整しているのです。

• また、産後のお母様のお腹のいろいろな臓器である腸、肝臓、腎臓、副腎、すい臓なども独立的に働くのではなく、お互いに連絡し合って働いているのです。

• 産後は赤ちゃんのためにも栄養を付けようと、毎日魚やお肉や野菜、乳製品、米、パン、お菓子、白砂糖一杯のジュースなどいろいろ食べたり飲んだりすることがあるかもしれません。また料理にいろいろな油や調味料も使います。

• またそれらの食材には、食品添加物、農薬、抗生物質などの化学合成成分もあります。またご家庭では、消臭剤、防虫剤、芳香剤などを悪影響をあまり考えず気楽に使用する場合もあります。

• また、風邪をひいて抗生物質や痛み止めを飲む機会もあるかもしれません。

• 実は、それらが原因となり、産後のお母様の腸の粘膜に炎症が発生して腸の粘膜に隙間（小さな穴）ができるんです。これをリーキーガット症候群と言い、これが原因となりお身体のいろいろな箇所（子宮や卵巣にも発生）に炎症が発生するのです。

• リーキーガット症候群の原因物質としては、

• 乳製品（牛乳、ヨーグルト、チーズ、アイスクリーム、チョコレートなど）のタンパク質のカゼイン

• 小麦製品（パン、ピザ、うどんなど）のタンパク質のグルテン

• カンジタ菌（白砂糖を多く含んだ飲食物でカンジタ菌は増えます）

• 食品添加物（防腐剤、PH調整剤、着色料、酸化防止剤、防かび剤など）

• 化学合成物質（農薬、抗生物質、防虫剤、消臭剤など）

• 精神的なストレス

• このような原因物質が腸から漏れ出し、血流に乗って産後のお身体のいろいろな臓器や脂肪細胞などに蓄積されます。するとそこの細胞内のミトコンドリアが元気がなくなり、その細胞の本来の働きができなくなるのです。

• 産後のお母様のお身体のいろいろな臓器や細胞内に蓄積している腸から漏れた異物に対して、白血球はそれらを除去するために活性酸素を放出します。それでそこに炎症が発生するのです。

• 産後のお母様のお身体に炎症が発生すると、副腎はコルチゾール（副腎皮質ホルモン）を分泌してその炎症を鎮めようとします。（コルチゾールの消炎作用）つまり、お身体に炎症があると、副腎はふる回転で消炎するために働かなければならないのです。すると副腎も疲れてしまいこの状態を”副腎疲労”と言います。

• 実は、副腎皮質ホルモンのコルチゾールと女性ホルモンの原料は同じでコレステロールなんです。子宮や卵巣やその他の臓器のリーキーガット症候群による炎症で副腎皮質ホルモンのコルチゾールがかなりの割合で使われてしまうんです。

• すると女性ホルモンの原料であるコレステロールが不足するので十分な女性ホルモンが産生されず、産後のホルモンバランスがより不安定になるのです。

• またリーキーガット症候群が原因で子宮や卵巣に炎症が発生することもあり、１：女性ホルモンの減少　２：炎症のダブルパンチで産後は精神的またお身体も不安定になることがあります。

• お身体のいろいろな箇所の細胞に異物が入ると白血球がそれらの異物を除去しようと活性酸素を使います。

• すると、産後のお母様のお身体には活性酸素が多く蓄積し、その活性酸素を除去するためにじつはお身体の抗酸化酵素が活躍するのです。

• すると、産後ダイエットで大切な腰やお腹の脂肪を燃やすための代謝酵素が減少するために産後ダイエットがなかなか順調にいかなくなるのです。